AGA・薄毛に効果のある対策とは

AGAとは

AGAというのは「Androgenetic Alopecia」が略されたもので、男性型脱毛症を指します。髪の毛が薄くなる成人男性に良く見られる傾向にあります。額の生え際をはじめ、頭頂部の一部分が両方薄くなったりどちらか片方が薄くなったりすることが多く、遺伝的なものだったり男性ホルモンの影響だったりが主な原因として考えられます。はじめは髪の毛が抜ける量が多くなるのですが、気付いた時にはすでに薄毛になってしまっていることが多いようです。

また、AGAは進行していきます。何もせずに放っておくと髪の毛は抜け続けてしまい、徐々に薄毛になることが多く、平均して5年ほどで髪の毛の本数が激減すると言われています。500円玉大の頭皮の部分には約900本という髪の毛が生えていますが、5年で300本近くが抜けおちてしまうのです。

薄毛のメカニズム

1本1本、髪の毛にも寿命があります。予め決められた毛周期で成長し抜け落ちを繰り返し、同じ毛根から新しい髪の毛が生えてくるというのがサイクルです。髪の毛は本来抜けおちてしまうものなので、シャンプーをした時の抜け毛、朝起きた時に抜けている髪の毛はほぼ気にすることはありません。正常な毛周期が確保できていれば薄毛になることもないのですが、このサイクルを乱してしまう物質が「ジヒドロテストステロン」と呼ばれる男性ホルモンなのです。このホルモンは、薄毛以外にもニキビや前立腺肥大等の症状を引き起こすようになるのが思春期を過ぎたあたりからと考えられています。また、この男性ホルモンは毛乳頭細胞に存在しているレセプターと呼ばれるものと結びついてしまうことで、髪の毛を成長させるためのサイクルを乱れさせ薄毛になるとされています。

AGA治療薬である「プロペシア」とは

プロペシアは、AGAの原因となる男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」の成長を抑制する効果が期待されています。ですので、脱毛や薄毛を防ぐことができるとして、皮膚科などの医療機関でも処方されています。本来、プロペシアというのは前立腺肥大の治療薬として作られたのですが、服用した患者の髪の毛が生えるようになったことから育毛剤として使用されるようになったという背景があります。

プロペシアは飲み薬で、通常であれば1日1錠を服用するだけです。医師の判断によって量が増やされることはありますが、1日5錠までが上限となっています。また、プロペシアは薄毛対策といっても男性型脱毛症であるAGAのみに適応されるもので、髪の毛の本数を増やすというよりは抜け毛を減らし、髪の毛を長く太くすることを目的とした薄毛対策治療薬となっています。